四柱推命の十二運星の一つに死があります。
四柱推命の中でも需要な十二運星。それぞれに性格や意味があるわけです。
死と言うのは、全ての終わりでもあります。全ての終わり、それは動物も植物もこの世の全ての生命の終わりを意味しているのが死です。
しかし、死があるからこそ新しく誕生する生命があります。
そんな十二運星の「死」の性格や意味を見ていきましょう。
目次
日干から求める十二運星の「死」
日干から求める場合ですと、年柱・月柱・日柱・時柱と四つのものから求めて行きます。
十二運星の長生もそれぞれの日干からみて全く違うそれぞれの性格や意味を持っています。
死が年柱にある場合
親との縁がかなり薄い傾向があります。そのため生死別する暗示があります。また、親に慈しまれて育つと自身が病弱だったりしてしまいます。
死が月柱にある場合
中年期以降は衰退気味になる場合が多いようです。家庭内のトラブルや仕事上の苦労があったりして不運となりがちです。また、兄弟とは疎遠となる傾向もあります。男女共に厄年には十分に注意が必要になってきます。しっかりと厄除けをしたほうがいいでしょう。
死が日柱にある場合
頭がよく器用ですが、せっかちで短慮なところが玉にきずです。家族や配偶者などの病気で苦労することがありますが、堅実さを心がければ安泰となることでしょう。
死が時柱にある場合
子供がいても期待できることはあまりない傾向が出ています。そのため養子によって安泰を得る暗示が出ています。
運命星につく「死」
四柱推命それぞれ十の運命星につく場合の「死」自身の運勢を見ていきましょう。
十二運星と十の運命星が合わさるとどの様な形をあらわしていくのでしょうか?
比肩星と死
身内との縁が薄く、養子となる場合もあります。兄弟の力はとても弱く、助力は期待できないでしょう。自身の努力次第では安泰が得られますので、頑張りましょう。
劫財星と死
兄弟とは生死別することがあります。そのため縁が薄い傾向があります。家庭面でもトラブルや苦労事が多くなってしまいそうです。
食神星と死
生家は見かけほど裕福ではありません。経済的に苦しいときの生まれです。平穏で安泰な運勢をしていますが、女性は子供運があまりよくない傾向があります。
傷官星と死
親と生死別したり、財産を相続できないなど不遇なときが多いようです。対人面にもトラブルを生じやすい傾向があります。女性は夫運、子供運ともに恵まれない傾向があります。
偏財星と死
父親との縁が薄い傾向があります。生死別があるか、援助を受けられないなどの暗示を持っています。女性は良縁に恵まれにくいところがあります。
正財星と死
資産ある家に生まれても家運が衰退してしまう傾向があります。思うようにはならない傾向もあるようです。男性は、妻の助力を得られますが、再縁の相手と結婚するほうが幸せをつかめることがあるようです。
偏官星と死
かなり波乱が多く、家族との縁も薄いようです。職業に恵まれにくく、女性は夫に苦労しがちになってしまうことでしょう。
正官星と死
親に苦労があったときの生まれが多いようです。生活の苦労もあり発展性に乏しく、女性は夫運に恵まれない傾向があるようです。
偏印星と死
片親に縁が薄い暗示を持っていて、親の恩恵を十分に受けられないところがあります。人生に波がかなり多く、女性は子供縁が乏しくなりがちになってしまう傾向があります。
印綬星と死
家運が衰え始めたときの生まれが多いようです。親との縁が薄くなります。自力開運の力はありますが、晩成傾向です。それでも自力開運の力がありますので、努力は報われることでしょう。
死を動物占いで表すと…?
死を動物占いで表すと、「ゾウ」になります。
鼻の長い動物のゾウと「死」というのは、あまり繋がりがないようにも見えます。
意味としては、消えていく段階の精神性を持っていることをあらわしています。そのため今という状況がとても大切になってくるという状態です。
大事なことなどは明日に伸ばさない、先延ばしはしない。今出来る今日のうちにできることはやってしまうという気持ちを強くあらわしています。
正直、華やかさはないと言ってもいいでしょう。しかし、見えないところで誰にも負けず、常に努力を続けていこうとする気持ちを持っています。
死の主な性格とは
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