四柱推命の十二運星の一つに墓があります。
四柱推命の中でも需要な十二運星。それぞれに性格や意味があるわけです。
墓とは、遺体または遺骨を収めて亡くなった人を弔う構造物のことをいいます。墳墓、墳塋ともいわれています。一般に墓石・墓碑などの目印を置き、これを墓標といいます。亡くなった人の目印とも言えるかもしれません。
そんな十二運星の「墓」の性格や意味を見ていきましょう。
目次
日干から求める十二運星の「墓」
日干から求める場合ですと、年柱・月柱・日柱・時柱と四つのものから求めて行きます。
十二運星の長生もそれぞれの日干からみて全く違うそれぞれの性格や意味を持っています。
墓が年柱にある場合
長男ではなくても墓守の責任を負うことがあります。親の世話や面倒を見ることが多くなりそうです。
墓が月柱にある場合
動揺の多い中年運を持っています。親、兄弟の面倒や、人の世話などで支出がかさむ傾向があり、家庭面でも金銭面でも変化や苦労の多い中年期となってしまいます。他柱にも墓があると、より一層運気の変動が激しくなってしまいます。
墓が日柱にある場合
経済観念が発達しているタイプがとても多く、地味で堅実派です。富豪に生まれると中年以降衰退してしまい、生まれが貧しければ中年以降に開運する暗示を持っています。
墓が時柱にある場合
家族との摩擦を生じやすい傾向があります。そのため不安定になってしまいます。また、子供縁が薄い傾向があります。
運命星につく「墓」
四柱推命それぞれ十の運命星につく場合の「墓」自身の運勢を見ていきましょう。
十二運星と十の運命星が合わさるとどの様な形をあらわしていくのでしょうか?
比肩星と墓
身内とは縁がかなり薄く、変動の多い人生を歩みがちになってしまいそうです。
劫財星と墓
家庭に恵まれずに育つことが多く、性格的にもくせがあります。そのため波のある人生となりがちになってしまいます。男女とも結婚生活は波乱含みとなります。
食神星と墓
生家はかなり裕福で、庇護を受けられることができますが、中年以降に運勢が衰退して苦労することになりそうです。女性は子供縁があまりありません。
傷官星と墓
親との縁が薄く、財産を相続できないなど不遇となってしまう傾向があります。女性は夫や子供に恵まれない傾向があります。
偏財星と墓
父親とはあまり縁がありません。生死別の暗示があります。また、何事も一時盛んでも長続きがしません。思うようにならないところが多々あります。
正財星と墓
財には恵まれた家に生まれることが多い傾向です。そして本人も財運には恵まれます。結婚運は、甲、丙、壬日生まれは良縁を得ることができますが、それ以外はあまり良いとは言えないでしょう。
偏官星と墓
職業が不安定で、金銭面でも苦労することがあります。運勢にとても波があり、男女とも結婚運があまりよくない暗示が出ています。
正官星と墓
生家とはあまり縁がありません。そのため運勢に浮き沈みの多い傾向があります。女性は、夫との生死別の暗示があります。男性は、妻子との縁が薄くなってしまう傾向があります。
偏印星と墓
実行力が伴わないために転職しがちです。両親のいずれかとあまり縁がなく、経済面も恵まれずに苦労をしてしまうことが多いでしょう。芸術方面で発展の暗示があります。
印綬星と墓
質素堅実な家に生まれますが、母親との縁が薄い暗示があります。金銭面もあまり多くは望むことはできないでしょう。
墓を動物占いで表すと…?
墓を動物占いで表すと、「ひつじ」になります。
墓の意味としては、土にかえり次なる人生を待つ段階の精神性を表しています。まさに、再び返り咲くようなリスタートの意味を表しています。
また、人が恋しくて仕方がないという面を持っています。俗に言うさびしがり屋だと言えます。
他にも情報収集と分析をするのが大好きです。その情報収集した情報を分析して他人に生かしていくのも大好きで、そのため人を動かすことにも向いています。
墓の主な性格とは
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