九星気学の星の1つである三碧木星にも、生まれ持って備わった運勢と言うものがあります。
その人それぞれに備わった性格や運命には「先天的」なものと誕生してから環境などによって培われていく「後天的」なものがあります。例えば、同年、同日生まれの人であっても一概にこうだと決め付けられるようなわけにはいきません。当然ですが。
しかし何と言っても、先天的なものと言えばあくまでもその人の自身の「骨子」であり「根幹」をなすものです。屋台骨とも言ってもいいでしょう。まずはこれを知っておかないと気学の運用が自由自在と言うわけにはいかないのです。
ですので、これからお伝えする「性格」や「運勢」は、あくまでも「先天的」なものとして率直に覚えていくのが良いのです。
三碧木星にも先天的な性格や運命があります。常に若々しく陽気で勇気に満ちた星と言われている三碧木星です。
性格にも当然ですがメリットとデメリットを持っています。
それでは、三碧木星の先天的な性格や運命についてそれでは見ていきましょう。
目次
九星気学 「本命」三碧木星の人の性格とは。積極的で相性抜群?
この星の生まれの人は、常に若々しい気分を持っています。そのため見た目も若々しい人が多いようです。
陽気で勇気もあります。とても積極的な性格をしていますので、積極性を発揮し開拓していく行動派なのですが、とかく軽挙妄動するきらいももっています。
また、とかく自己本位名ところがあります。さらに潔癖性が強く、一本気で白黒をハッキリとつけたがる性格をしているため、物事をしっかりと白黒つけないと収まらない性格をしています。
そのため言葉なども正直すぎて、かえって人の反感を買ったり敵をつくったりしてしまうのが残念な部分でもあります。
しかし、気前のよさと人には非常に親切なところもあります。短気で怒りやすいが、またすぐに穏やかになるというさっぱりとしたところがありますので、こうした一面を知った人には人気もあります。その人気から後援を得られることもあります。
ですが、この三碧木星の人は見栄を飾って派手に振舞ってしまうところがあります。そのためか、中には嘘をついてしまったり大風呂敷を広げて一時的な体裁を纏う人もいますが、それは教養や環境に問題のある人だと思います。
生来は正直者で情にもろく、お人好しなのですからこういった人でも寛容さを身につけて地道に一歩一歩前進する努力を心がけさえすれば成功するでしょう。なにしろ行動力抜群という天性のものがありますので、成功は心がけ次第ということになります。
九星気学 「本命」三碧木星の人の運命
この三碧木星の生まれの人は、まれに幼児期に運命的破綻がある場合があります。生い立ちに不幸の起こりやすい傾向があります。全ての三碧木星の人ではありません。
とくに父親とは、四歳、七歳、十歳、十二歳前後に生死別するという暗示がありますので、先天運は不幸と見るのが普通になります。
しかし、天性の積極性に加えて苦難の中から培われる剛強性、そして先見の明といった素質を供え持っています。老成の考え方も早くから育ちます。青年期から創始創業に就くといった特性をもっています。
ところが、そうした中で磐石の礎を築人があるかと思うと、線香花火のように燃えたが消えてしまった、と言う人も非常に多いのがこの星の人の特徴でもあります。
いずれにしても、何ごとも人より先行するのがこの星生まれの人の特徴です。起業など大きな事をはじめる時には、思い付きではなくじっくりと計画を練った上で取り組んだほうがいいでしょう。また、果敢な行動も、頭脳プレーの如何がすなわち幸か不幸の岐路になっていくともいえます。
異性運も、男女ともに早婚の傾向でありますが、その結果がもたらす幸か不幸もまた婚前時における思慮分別次第といえるでしょう。
この三碧木星の人は早期に開運するという暗示があります。二十五歳ごろには最初のチャンスが巡ってきます。そして三十四歳ごろには生涯で最高の盛運を迎えて、四十歳までには完全に安定します。
さらに四十三歳ごろから四十六歳ごろまでにかけても最後の好機が再び巡ってくるわけですが、それ以後になりますと失った運気の挽回は簡単にはいきません。したがって好運期ともなれば、いたずらに躊躇せず、頭脳プレーとともに持ち前の積極性を大いに発揮すべきです。
三碧木星の方位 象意 象徴とは
三碧木星は、易位では震に配当しています。定位は正東方の三十度間で、十二支では卯の方位で十干では甲・乙が配されています。
季節は、春で一日では太陽の東天に昇る卯の刻、時刻で言うと午前五時から七時の朝を象徴しています。ですから、よろずのものを顕現するというのが本性となっています。
物事、顕現すれば必ず運動が起こり、運動には当然振動とか音響が伴いますので、この星の気を受けた人というのは、明朗で活力にあふれています。進取の気性を備えて、発明や発見の才能の長じていて、また雄弁家でもあります。社会的活動に秀でている才能を持っていますから、宣伝や広報などの仕事や無いものから有るものを生み出すというような作家や芸術家などにはうってつけです。
また声楽家や音楽家などとしても成功をするという素質も持っています。
また、人生の春といえばすなわち青少年期になります。まさに青春の時です。易象が示すように「陽卦」でありますので青春の姿として青年男子「震」の人像である長男ともとることができます。成長、発展、統率力などの意ともとることができます。
そのため、三碧の吉方を用いると、新境地を開拓することができたりします。鉱脈などの発見をする、発明家として成功する、それほどの成功ではなくても新製品の開発や販売、あるいは新規事業を当てるなど、全てに対してトップの座に立つという可能性が生じるとされています。
また、性格が極めて明るく、弁舌もさわやかですから社交的に成果をおさめることができます。放送関係の事業とかメディア関係の事業に携わって実力を発揮し、売上げをたてるようなことにもなります。
そして常にはつらつとした若者によって、清新な気分や活気がもたらされます。発展の気運に乗って忙しくなったり、あるいは斬新的なアイディアが持ち込まれるとか。または、長男や男の子の慶事が重なるとかのたいへん喜ばしいことが得られたりします。
しかし、この方位をもしも凶方として用いてしまうことがあれば、こうした象意の反対現象が起こってしまい、発展が阻害されてしまったりしますので注意が必要ということになってきます。
すなわち、おしゃべりが過ぎてしまい信用を失ってしまうとか、調子に乗りすぎて詐欺や誘惑に陥ってしまうとか、発明や夢など新規のことばかりに心を奪われてしまい、足元がおろそかになってしまい財産を使い果たした上に万事未完成に終ってしまうとか、長男や男の子が不良になってしまい事件を起こしてしまう、あるいは部下の血気にかえってなやまされるとかの凶事を招く恐れがあります。
身体にとりますと、臓器では成長や新陳代謝をつかさどる肝臓や消化器系など注意が必要です。
三碧木星の人の吉凶方位
「東の方位の三碧木星」
準備中
「東南の方位の三碧木星」
「南の方位の三碧木星」
「南西の方位の三碧木星」
「西の方位の三碧木星」
「西北の方位の三碧木星」
「北の方位の三碧木星」
「東北の方位の三碧木星」