四柱推命

四柱推命の「十二運星」が示す運勢。基本的な意味とは?

四柱推命には、十二運星というものがあります。

十二運星には、長生(ちょうせい)・沐浴(もくよく)・冠帯(かんたい)・建禄(けんろく)・帝旺(ていおう)・衰(すい)・病(びょう)・死(し)・墓(ぼ)・絶(ぜつ)・胎(たい)・養(よう)の十二種類があります。

人間の一生をたとえて名づけており、運勢の強弱や好不調を表しています。

十二運星には、基本的な意味がそれぞれあるわけですが、その四柱推命での十二運星の基本的な意味を見ていきましょう。

四柱推命の十二運星を調べるには?

四柱推命の中でも運命星にも匹敵するくらいに重要な要素だといわれています。

そんな自分自身の十二運星を調べるには、生年月日を使って知ることができます。

調べ方は、インターネット上に十二運星の調べ方がありますのでそちらを参考にして下さい。自分自身の生年月日を入力すればすぐに分かるようにできています。

ここでは、それぞれの十二運星の特徴や基本的な意味を見ていきます。

十二運星 長生の基本的な意味とは?

この長生の運命星の強さは「強」です。

この世に生まれた状態で、成長発展の可能性を多く秘めています。平穏安泰の星であり、明朗、温和、発展、継承などの意味があります。

十二運星 沐浴の基本的な意味とは?

この沐浴の運命星の強さは「中」です。

この世に生まれ、産湯を使う状態を表しています。不安定で運気が充実することがありません。色情の難を暗示しています。低迷、苦労、不安定、非継承、技芸、そして学芸などの意味があります。

十二運星 冠帯の基本的な意味とは?

この冠帯の運命星の強さは「強」です。

衣冠束帯の意味で、成人として一人前になる状態を表しています。そのため自立、自尊の星で、自尊心や名誉、虚栄心、頑固などの意味があります。中年以降の発展を暗示します。

十二運星 建禄の基本的な意味とは?

この建禄の運命星の強さは「強」です。

社会に出て活躍をしている状態を表します。運気上昇の星です。そのため発展、実行力、活発、進取、継承、堅実などの意味を持っています。

十二運星 帝旺の基本的な意味とは?

この帝旺の運命星の強さは「強」です。

社会活動などについてもっとも脂の乗っている最盛期です。気力が充実している最高潮の時代にあたります。頂上、支配、独立独歩、横暴、名声、地位などの意味があります。また、運勢の変転を暗示しています。

十二運星 衰の基本的な意味とは?

この衰の運命星の強さは「弱」です。

最盛期が過ぎて衰退する状態を表しています。すべてにかなり消極的な星で、慎重、温順、保守的、消極的、几帳面、そして継承の意味を持っています。

十二運星 病の基本的な意味とは?

この病の運命星の強さは「弱」です。

活力が衰えて、運気が弱まる状態を表しています。苦労性で困難がとても多いです。親との縁が薄い暗示を持っています。潔癖、弱気、取り越し苦労、優柔不断、衰退、そして静寂などの意味を持っています。

十二運星 死の基本的な意味とは?

この死の運命星の強さは「弱」です。

動きが止まり、運気が停止して滞っている状態を表しています。不決断、不遇、不幸、衰退、内剛外柔、せっかち、そして学芸・技術などの意味を持っています。また、他人にだまされやすく、男性は夫婦縁がかなり薄い暗示があります。

十二運星 墓の基本的な意味とは?

この墓の運命星の強さは「中」です。

地中に蓄えられる状態を表しています。保守的傾向のとても強い星です。蓄財、細心、けち、偏屈、強欲、計画、継承、そして別離などの意味を持っています。

十二運星 絶の基本的な意味とは?

この絶の運命星の強さは「弱」です。

無の状態を表しています。そしてかなり浮き沈みの激しい星です。離別、絶縁、変動、非持続性、心身不安定、疑心暗鬼、そして好色などの意味を持っています。

十二運星 胎の基本的な意味とは?

この胎の運命星の強さは「中」です。

魂が母胎に宿り、無が有になる状態を表しています。そのため次第に活気づく星でもあります。希望、伸展、転機、未熟、虚弱、そして依存性などを意味しています。また、幼少期の疾病の暗示もあります。

十二運星 養の基本的な意味とは?

この養の運命星の強さは「中」です。

母体内で養われている状態を表します。出生の気配があります。そして光明の兆しが見える星です。素直、忍耐力、和合、円満、八方美人、色情、そして養子などの意味を持っています。

四柱推命での十二運星の判断方法

日干から各地支を見て導くのが「逢う十二運」で、それぞれの星から見て導く十二運が「居る十二運」と「座す十二運」です。

「逢う十二運」では、その人の性格や運勢傾向(日柱)、初年運(年柱)、中年運(月柱)、晩年運(時柱)など、持って生まれた先天的な運勢を判断していきます。

運命星につく十二運の「居る十二運」や「座す十二運」は、運命星の強弱を表しています。そしてその運命星自身の運気を表します。たとえば運命星を家族関係として判断をする場合、その十二運の強弱によって暗示が異なってきます。

女性にとっての夫の星となる正官星を例に挙げると、正官星の十二運が「帝旺」であれば、夫運もよく成功する夫なりますが、「絶」であれば、夫運がかなり弱く、生死別する暗示を持ってしまうことになります。

さらに、運命星の場所によっても暗示が異なることがあり、年柱では初年期、出世時の家族環境などや、親、目上の者など、月柱では中年期(活躍する時代)、兄弟、友人、自分自身のパワーなどなど、日柱では自分自身の性格や運勢傾向、配偶者など、時柱では晩年期(最終的結果)、子供などを判断し、また天干の運命星を主体に判断をしていきます。

沖や刑、空亡されていると、せっかくよい暗示を持っていても、悪い面が出てしまったり、不安定になってしまったりするので、その点のチェックも忘れないようにしてください。

例(1)平成六年三月十七日午前二時生まれの場合…

天干 地支 蔵干 十二運星
食神星 ⇔ 養
正財星 ⇔ 養
冠帯
正財星 ⇔ 病
「元命」傷官星 ⇔ 建禄
偏財星 ⇔ 長生
印綬星 ⇔ 養
印綬星 ⇔ 養

この人の場合は、年柱の天干に食神星ー養、蔵干に正財星ー養を持っています。そのため財力に厚い家に生まれ、年柱が冠帯であることから、親の手厚い庇護のもとで成長するためわがままになりやすいところがあると出ています。そのほか、中年期以降に夫婦縁が変わる暗示を持っています。

月柱には強い傷官星をもって(傷官星ー建禄)おります。特に身弱であるところから、傷官星の凶意が中年期に出るようなことがあります。金銭面の不安や、女性であれば夫とのトラブルが起こります。男性であれば仕事面や異性面でのトラブルなどが出やすく、月柱の十二運も「死」と弱いため苦労することが多くなってしまいます。

ただし、芸術・学術関係に携わっている人は比較的安泰な運気を持っています。時柱が印綬星ー養であることから、この人の運勢はよくも悪くも母親の影響をとても強く受け、男性であれば嫁、姑問題に悩むこともありますが、晩年は平穏で安泰となります。

このように四柱推命でのそれぞれの十二運星を判断していきます。

それぞれの星でそれぞれの運勢があります。そこを参考に人生を歩んでいけば予防接種のように危険を回避しながら少しは上手く人生を歩んで行くことが出来るでしょう。

自分自身を知ること、それが四柱推命、そして占いに言えることなのではないかと思います。





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